こんにちは、こむパパです
現在、約1年間の育児休業を取得をして、毎日育児に励んでいます
基本的に育児のことは育児休業中の私がやっているので、離乳食作りももちろんやらなければなりません
まず私の料理レベルはというと、パスタや丼ものなどの簡単な料理を作る程度だったらできるのですが、離乳食となるとまったく話が違います
「10倍がゆ?」
「アレルギーチェック?」
「ペースト状ってどうやるの?」
大人が食べる料理を作る際にはしないようなことがたくさん出てきます
そこで、今回は離乳食知識0のパパが離乳食を作れるようになるまでのステップを紹介していきます
離乳食を作るまでの過程
実際に私が離乳食を作るまでにやったのは、次のようなステップでした
まず、大人との料理の違いを知ることから始めます
そもそも離乳食とはなんなのか、意味を知ることが大事です
離乳食用の料理は裏ごししたり、ペーストにしたり、さまざまな調理をします
赤ちゃんの月齢にあった、食べやすい調理方法を知りましょう
作った離乳食を載せるのにも専用の食器が販売されています
赤ちゃんが食べやすいように実用的なものを用意しましょう
どのようなものを作ったらいいか、レシピを調べて作れそうなものを探しましょう
ここまできたらあとはレシピ通りに作るだけです!
では、下記で詳しく説明をしていきましょう
離乳食の基礎知識を身につける
そもそも離乳食とはなんなのかを知る必要があります
離乳食の必要性
通常、生後まもない赤ちゃんは母乳・ミルクで栄養を取ることになります
生後4ヶ月頃までは体内に蓄えられた栄養を消費しているので栄養は不足しませんが、それ以降は母乳では取りづらい鉄分やビタミンDなどが不足します
そのため、赤ちゃんが成長するために必要なエネルギーを補うために生後5ヶ月頃から、さまざまな食材を食べて栄養をとる必要があるんです
また、咀嚼する能力や食べるという楽しさを知るという、生きる上で重要な「食べる力」を養う期間になりますので、しっかり取り組んでいきましょう
この本を読んだらかなり助かりました♪
「パパ離乳食はじめます。」はパパ目線で書かれた離乳食レシピ本なので、パパ向けの離乳食知識がたくさん書いてあります
離乳食の意味とは?ママを助けるための心構えも学べる本になっています
離乳食のステップ
離乳食は月齢に応じて段階的に食材のサイズや種類を変えていきます
大まかには次のようになります
- ごっくん期(初期)5〜6ヶ月
赤ちゃんにとって、母乳やミルク以外のものを初めて食べる事になる時期です
ほぼ液体に近いペースト状のものをちょっとずつ与えていきます - もぐもぐ期(中期)7〜8ヶ月
椅子などに座って食べるようになります
口の中でモグモグと具材をつぶしてから飲み込むことができます - カミカミ期(後期)9〜11ヶ月
歯茎でしっかりと潰してから飲み込むことができるようになります
手づかみでものを食べることもできるようになっていきます - パクパク期(完了期)12ヶ月〜1歳6ヶ月
手づかみだけでなく、自分でスプーンを持って食べることができるようになります
この時期には肉団子くらいの柔らかさのものが食べられます
赤ちゃんの食物アレルギーについて
離乳食を作るにあたって一番気にしないといけないのが、食物アレルギーです
卵や乳製品、小麦など大人であれば気にせず食べている食品でもアレルギーになる可能性があります
そのため、初めて食べる食材は少しずつ与えてアレルギー症状が出ないか確認する必要があります
アレルギー症状をチェックする方法としては、次のようなことがよく言われています
- 初めて食べるものは1食に1種類
- 初めて食べるものは、少量ずつ
- アレルギーの可能性のある食品は平日の午前中にあげる
このようなやり方は、なんの食材が原因でアレルギーが出たかわかりやすい、アレルギー症状が出た時に病院を受診しやすい、などの理由があります
なので、初めて食べるものはちょっとずつあげていって、アレルギー症状が内容であれば量を徐々に増やしていくという進め方になります
新たな食材を1種類ずつ同じように試していくことで、食べられる食材が増えていきます
なかなかスローペースでまどろっこしく感じてしまうかもしれませんが、お子さんの命にかかわることもあるので少しずつ進めていきましょう
離乳食作りの調理方法を知る
離乳食の調理方法は大人が食べる料理のそれとは大きく異なります
それもそのはず、赤ちゃんの消化器官はまだ未発達で、食べ物を細かく噛む歯もないのですから
なので、赤ちゃんが食べやすいように次のような料理方法をやる必要があります
- 裏ごし
- すりつぶす
- すりおろす
- とろみをつける
- 水分でのばす
離乳食初期はほとんどのものをペースト状にするので、このような調理方法をよく使います
離乳食が進んでくれば、通常の料理とそれほど変わらなくなってきますが、離乳食初期は赤ちゃんも食べる力がないので、面倒でもこのような調理を頑張ってやりましょう
離乳食の食器を用意する
離乳食用の食器はさまざまなものが販売されています
私は友人がくれた出産祝いに食器セットがあったため、それを使用していますが、何もないという方は必要最低限のものから用意していけば大丈夫です
- 食器
離乳食の初期は、離乳食を入れておくだけのものなので、すでに持っている小鉢などで問題ないです
調理するのに便利なので電子レンジ対応のものがおすすめです
つかみ食べをするようになったら落としても割れない食器がおすすめです - スプーン
赤ちゃんの口に直接入るスプーンは、シリコンなどのやわらかい素材のものにしましょう
金属のスプーンは熱伝導率が高いので、赤ちゃんが火傷をしてしまう恐れもあります
なので、スプーンは専用のものを用意することをおすすめします
離乳食のレシピを調べる
実際にどのようなものを作ったらいいか、レシピを確認して作れそうなものを探しましょう
私は次のような方法でレシピを調べました
- 離乳食本
- インスタグラム
- ネット検索
特に役に立ったのは、離乳食本です
月齢ごとに使える食材や切り方のサイズなどが写真付きで解説されていたので、それ通りに作りました
用意する食材や調理方法まで細かく書いてくれるものがあったので、最初はそちらを参考にして作ったものが多いです
最初はアレルギーチェックも必要なので、使える食材を中心にレシピを真似しましょう
慣れてきたらInstagram(#離乳食 などで検索)やネット検索して出てきたサイトのレシピを使って作ったりしていました
離乳食後期になってくるとInstagramには便利な作り方がたくさん紹介されているので、参考にしました
この本がオススメ!!
「フリージング離乳食」はまさに買っておけば間違いないと言える本です♪
1週間分の離乳食の準備に必要な食材が列挙してあって、冷凍調理の仕方も丁寧に書いてあるので、これ通りにやれば私でもできました
あとは実際に作るだけ!
あとは食材を揃えて、レシピ通りに作るだけです!
多めに作っておいて、冷凍でストックしておくと次回以降はレンジで解凍するだけで作れるのでおすすめです
離乳食フリージングについても本があるのでそちらを参考にしました
おまけ:離乳食を食べさせる
ついに出来上がった離乳食を赤ちゃんに食べさせることができました
ちゃんと美味しそうに食べてくれると作った側も苦労が報われます
しかし、赤ちゃんが食べなくても落ち込まないでください
最初の頃は赤ちゃんも初めて食べるものなので、なかなか慣れなくて食べてくれないこともあります
食べる量や好みは個人差がかなりあるので、せっかく作った離乳食をほとんど食べてくれなくてもめげずに寛大な心でいましょう
まとめ:知識0のパパが離乳食を作るまでの過程
このような流れでついに離乳食を作り始めることができました
料理経験の少ないパパにとって、離乳食作りはかなりハードルが高いと感じると思います
ですが、それはママも一緒です
離乳食フリージングやベビーフードなども活用していくことで負担はだいぶ軽くなりますので、ママを助ける意味でもぜひ挑戦してみてください