こんにちは、こむパパです
男性の育児参加という話題が出たときに同じ男性(特に年配の方)から「男にできることはない(少ない)」ということを言われることがあります
私は妻の産後うつをきっかけに育児休業を1年間取得して、現在3ヶ月ほど育児のほとんどをやっています
そんな私の経験から感じたことというのは、
「育児で男にできることはない(少ない)」は100%嘘である、ということ
そのことに気づいてしまうと、とある重大な事実にも気づいてしまいました
今回はそのことについてお話をしていきます
- 実際に「育児で男にできることはない」と言われた人
- 「育児で男にできることはない」と思っている人
- これからパパになる人
- 夫にも手伝ってほしいと思っているママ
なんで育児はママがやるって決めつけてるの?
「男は仕事で稼ぐ、女は家庭で家事・育児をする」
そんな性的分業の意識が残っている人もまだまだいると思います
とはいえ、現在の共働き世代が増えた若年層では、女性が家事育児100%という家庭は少ないのではないでしょうか
最近行われたネットアンケート調査では、全世代を通した既婚男性の平均は、家事の分担割合が1〜3割と回答した人がボリュームゾーンとなっています
しかし、年代別に見れば34歳以下では、分担割合が4〜6割と回答した割合が約35%ほどと高くなっています
つまり、共働き世代の多い若者世代ほど、家事を担当している割合が多いということです
逆にいえば、40歳以上の世代では家事にほとんど関わっていないということになります
若者世代の上司にあたる年代の人たちは家事など家のことをほとんどしてこなかったという人もいるので、このような性的分業の意識がみられるのです
なので、育休を取りたいという話をした時に「男は仕事で稼ぐべきだ」というようなことを言われるかもしれません
別に男が育児したっていいじゃないですか
それを上の世代の人から馬鹿にされたって、それが現代の家庭のあるべき姿なのでなにも恥ずかしがることはないですよね
パパが育児も家事も全部できるはず!
育児も家事も男性にできないことはほとんどありません
唯一あるのが、母乳による授乳だけです
ママじゃないとできないことって逆にいえばそれしかないんですよね
私も育児休業をとってから、離乳食を0から学んでなんとかやっています
そのほかにも、おむつ替え・絵本を読む・散歩に連れて行くなど、やれることは盛りだくさんです
「これはママの仕事だな」って勝手に思っていませんか?
授乳の場合は例外ですが、それでもミルクをあげることはできます
おむつが臭うのに気づいて、「ママ、うんちしてるよ(おむつ替えた方がいいよ)」と言っていませんか?
おむつ替えがママにしかできないわけないんです
第三者としてではなく、パパもその子の親なのだから当事者意識を持つべきなんです
男が育児でできることないって思っている人は、育児をしてこなかっただけ!
つまり、総合的に判断すると、「男が育児でできることはない」と思っている人は、自分が当事者だったのに育児に関わってこなかった人だという事実がわかってしまいます
「(育児)できるのにしなかった」ということを「育児はママがするもの」という固定観念にあてはめて自分を正当化しているだけの古びた考えですよね
ですが、そんな考えを持っている人が子育て世代の上司にあたる人には多いので、育児休業を取ることについて理解を得られない可能性もあります
そんな人たちの意識改革をしていくことが、男性の育児休業の地位向上の課題でしょう
幸い、私の上司は深く理解を示してくれたので、滞りなく育児休業を取得することができました
少しでも多くの人が育児に参加していけるような社会になっていけることを願っています